TOEIC 英語学習 副詞9 副詞節
今日は、副詞は副詞でも副詞節です。
節とはなにか。
節とは、文の構成要素の1つで、S(主語)、V(述語)などを含み、文の形をした複数単語の集まりといったイメージです。
思い付くのは、that節や関係代名詞を含む節です。
ご存じのかたも多いと思いますが、節も名詞節、形容節、副詞節があります。
これも最初は区別つきません。
副詞節は、これまでのお話をイメージできていれば簡単。
文型の要素の外におかれる節になります。
何度も出てきますが、文型とはこれですね。
1文型 SV
2文型 SVC
3文型 SVO
4文型 SVOO
5文型 SVOC
副詞は、通常は文の頭か、文の最後に置かれます。
だから、
副詞節 + 各文型 + 副詞節
SVOCに関わらない文の構成要素なので、副詞です。
文の要素が全部あってその前か後ろにあれば副詞節です。
※前回も言いましたが、意味から決まっているとは限りません。単語や熟語、句や節は、文の形から副詞っぽくなったり、名詞っぽくなったり、形容詞っぽくなったりするものなのです。
さて、じゃあ、置場所以外で名詞、形容詞、副詞の見分け方はあるのでしょうか。
簡単なものがあります。
名詞節 … 文の構成要素のうち、Vを除く、SOCのどれかになっている
形容詞節 … 節の中でSOCが不足し、きちんとした文になっていない。
副詞節 … 文型の外におかれ、節の中も完全な文が成立している。
という感じ。
こんなこと意味あるのかなと感じるかもしれません。
文の構成要素が何かわからないと、文法の解説をちゃんと理解できないこと結構あるのです。
まずは、頭の整理としてはこんな感じですよ。