TOEIC 英語学習 副詞10 副詞節2 関係副詞
今日は、副詞節のうち、関係副詞について話します。
まず、節から確認。
節とは、文の構成要素の1つで、S(主語)、V(述語)などを含み、文の形をした複数単語の集まり。
そして、繰り返しですが、副詞節は、通常は文の頭か、文の最後に置かれます。
だから、
副詞節 + 各文型 + 副詞節
SVOCに関わらない文の構成要素なので、副詞です。
文の要素が全部あってその前か後ろにあれば副詞節です。
次の点はどうでしょう。
前回お話しした副詞節の見分け方の1つ。
副詞節 … 文型の外におかれ、節の中も完全な文が成立している。
これ違うんじゃないのと思う人もいるかもしれません。
それは関係副詞です。
関係代名詞を説明していないので分かりづらいですが、
関係代名詞が導く節は、SVOCが揃っていない節です。→形容詞節ですね。
関係副詞は? これは文の中から副詞句を省略して関係副詞にした節なのです。
たとえば、
France is the country. I want to live in the country.
これを関係副詞を使うと
France in the country where I want to live.
節の中の文型に不自然なところありますか?
元の文:I want to live in the country. → S+V+O (I + want + to live) 第3文型
節の文:I want to live. → S+V+O (I + want + to live) 第3文型
副詞句は、文型に関係ないため、文型としては完全、つまり完全な文です。
この辺りが、イメージできると文の構成がクリアに見えてくると思います。