資格試験とは?
みなさんは資格試験ってご存じですか。
そんなの知っているよという人が多いのですが、私のイメージは次のような感じ。
資格の種類は、資格と検定の2つに分かれます。
法的資格 … なんらかの仕事、作業するときに法的に持っていないといけない。
士業は、もちろんですし、会社だと衛生管理者、
工場だと公害防止管理者、エネルギー管理士
個々の作業では、危険物取扱者なども大事な資格になります。
検定 … 能力・スキルがあることが証明される。会社運営、作業に必ずしも持ってなくてもいい。
英検、TOEIC、簿記、技術系だと技能士もこっちかな。
法的資格を持っていると、単に個人のスキルや知識を証明するだけでなく、職場で必ず1名いなきゃいけない法令に対応できます。定年や退職、転勤などでいなくなってしまう懸念があり、会社の人事がヒヤヒヤしていることもあります。
検定については、そもそもその資格の大事さをわかっている人しか評価してくれません。技能士(造園)をいくらアピールしても、大手ITの経営企画部へ採用されるわけではないです。
検定でも、TOEICは、検定ですが、高得点取得の難しさ、努力が必要なことをみなさんが知っていますので、いろんな面で持っていて損はないと思います。簿記なんかも基礎知識として理解してくれそうと思ってもらえそうですね。
検定を受けるときは、一般的な評価を鵜呑みにせず、まず自分の職場で評価される資格か確認しましょう。それ以外は趣味と思ってください。転職や給与アップには全く繋がりません。
資格を取ってキャリアアップしたいのに検定を受けている、それは趣味です。
さて、自分に問いかけてください。
これから受けようと思っている資格試験は、必要な資格ですか、趣味ですか。